QA 組織の開発組織との関わり方 を読んだ
よく見返してみると、独立性のメリットの
- 独立したテスト担当者は、開発担当者とは異なる背景、技術的視点、バイアスを持つため、開発担当者とは異なる種類の故障を検出する可能性が高い
これについては、独立性関係ないように思えた。
また、
- ベンダーの独立したテスト担当者は、契約元の会社にある(政治的な)圧力なしに、テスト中のシステムについて正直に客観的な態度で報告できる。
これについては、独立性云々というよりは会社の文化づくりの話なので、独立したから客観的な態度を取れますよ、というものでもないように感じる。
一方で、独立性のデメリットの
- 開発担当者の品質に対する責任感が薄れることがある。
これについては、品質に対する責任感の有無は独立性と直接関係がなかろうと感じる(QA組織が独立性に関係なく、品質に責任感を持つ/持たない開発者は一定数いるのでは)。
また、
- 独立したテスト担当者は、ボトルネックとして見られることがある。
- 独立したテスト担当者にテスト対象の情報などの重要な情報が伝わらないことがある。
これはプロジェクトマネジメントというかコミュニケーションの話であるので、独立性とは直接関係なさそう、と感じた。